昨年末の総選挙と都知事選は、ダブル選挙だったにも関わらず投票率が激減しました。
「政治にはもう何も期待しない」「どうせ誰がやっても同じ」「難しくてわからないし、考えたくもない」との街の声が聞こえて来るようです。
国政ですら関心が薄れてきている昨今、果たして、有権者の一体どれだけのヒトが自分の選挙区から選ばれた都議や区議の名前を言えるでしょうか?
ほとんどのヒトが、「????????・・・・」「え~っと誰だっけ?」という感じなのではないでしょうか?・・・実は、私たちも全くそうでした。
選挙で選んだ自分たちの代弁者の顔も名前もわからず、ましてやその人の信念やパーソナリティなども全くわからないまま、ただマスコミで流される政党同士の争いや選挙予測をぼーっと傍観して、何となく処理してきた。そんな感じではなかったでしょうか?
でも、選挙って政党に対する人気投票なのでしょうか?
それとも、天下を二分する政策論争の場なのでしょうか?
選挙はともすれば、異なる政党・異なる候補者を支援する住民同士の諍いを生み、選挙後も勝ったの負けたのと禍根を残すものです。人々を分断するあんな嫌な思いはしたくないと政治の話題を避ける風潮が、僕らの街には蔓延しているように感じます。
しかしながら、選挙が、普段話し合う機会のない地域の課題や公共に関わる課題を住民同士が語り合い、候補者とも語り合える場となるのであれば、それは人々を分断するものではなくて、縁を結ぶものに変えられるかもしれない。選挙後には、当選した議員とのコミュニケーションを継続することで、公共の課題を住民・議員・行政が三位一体となって取り組んでいけたら、どんなに素晴らしい事でしょう。
政治の主体者は候補者でも官僚でもありません。僕ら有権者ひとりひとりです。
であるならば、今の状況を変える事が出来るのも僕らであるに違いありません。
変えるべきは政治ではなく、まず僕らひとりひとりの意識と行動ではないのか?
そんな想いが湧き上って来たとき、僕らは動き始めました。
僕らは至って普通の無党派で、あまり政治に関心を持ってこなかった区民です。既存の政治団体や後援会などにも全く縁がありません。
それでも、素人ながらに、立候補予定者ひとりひとりに連絡をとって、丁寧に想いを伝えるところから、このプロジェクトが動き出したのです。
公平性を期すために、お題を決め、収録時間を3~5分に統一しました。
収録映像は、インターネット配信のみならず、町会、商店街の集会場など街角でも、自主勉強会などを行って、出来るだけ多くの人に届けたいと思っています。
あなたの町でも、この映像を見ながら、ご近所同士で語り合ってみませんか?
自主勉強会を開いてみたいという人を募集しています。
渋谷区民なら、誰でも応募資格があります。
事務局に連絡もらえたら、DVDと資料を提供し勉強会開催についての簡単なレクチャーを致します。
沢山のご応募お待ちしています。
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